7月9日(日)に高田橋周辺にて東部師団が夏季訓練を行いました。
夏季訓練とは各師団の分団が夏に合同で行う訓練になります。
東部師団(第2方面隊(鶴崎)、第5方面隊(大在)、第6方面隊(坂ノ市)、第7方面隊(佐賀関))の17分団が合同で訓練をしました。
訓練は、団員としての規律の保持を目的とした訓練礼式、チェーンソーやジャッキなどの救助資機材の取扱訓練、放水をするためのポンプ運用訓練を行いました。
また、火災を想定した中継送水訓練を行いました。
消火に必要な水利(防火水槽、河川、池など)が火災現場から遠い位置にある場合、何本ものホースをつなぎ合わせて火災現場に水を送ります。
水を送るポンプが1台だけでは、高低差や摩擦損失などにより、遠くまで勢いよく水を出すことはできません。
この場合は、繋いだホースの途中にポンプを入れて、再加圧しながら火災現場まで水を送ります。
この中継送水呼ばれる消防活動は、それぞれの分団の連携とポンプの取扱技術がとても重要となります。
今回の訓練では、ポンプの取扱や各分団の連携を確認し、写真のように消火に必要な水をしっかりと送ることができました。
大分県内や近県では、大雨による災害が発生しています。
地域の安全・安心を守れるよう、万が一に備えて大分市消防団は様々な訓練に取り組んでいます。
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