6月2日(日)、大在小学校のグラウンドで行われた大在地区体育祭にて、大分市消防団第5方面隊が伝統の「古典はしご」を見事に披露しました。
この「古典はしご」は、江戸時代の町火消が火災現場で高所からの指揮や状況確認のために使用していた技術であり、第5方面隊によってその伝統が今も引き継がれています。
消防団員が火災現場使用する「とび口」と呼ばれる道具を使ってはしごを立て、その先端まで登り、様々な技を披露しました。
多くの地域住民が見守る中でのパフォーマンスは、大きな歓声を呼び、地域の団結と伝統の重要性を再認識させるものでした。
第5方面隊の「古典はしご」の披露は、この日集まった地域住民のみなさまの消防団活動への理解を深める一助となったと思います。
現代では実際の災害現場でこの古典はしごを使用することはなく、主に展示やイベントで披露されるものですが、消防団の誇り高い伝統として、地域の人々に親しまれ、記憶に新たに刻まれています。
この伝統がこれからも長く続いていくことを願っています。
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